2014年07月16日
ある時ふうっと
モーヌ。さんの言葉も急に沸騰しはじめる。
そしてまもなく、ふたりの生活が始まり、あと3年生きていたらいいとノートに書き綴っていた彼が、「あと20年はがんばって生きたい」ともらすようになるnuskin 如新。
ノートはますます熱気を帯びて、ふたりの3年間の蜜月へと続いていくのだが、ここで、ぼくはノートを閉じることにするnuskin 如新。
ふたりにはお会いしたこともないが、ネット上の言葉を通して、ある時ふうっと熱い風のようなものが、ぼくを包み込んで吹きすぎていったのを感じている。それは忘れることのできない風の記憶となった。
「誰に向かうでもない。でも誰かに向かっている。書くことでなにか救われる」。そんなネットの詩人たち。
かつて「北の星の妖精さん」と呼ばれたひとは、書くことによって、今も天のひとと強く繋がっているnuskin 如新。
最近のブログに、坊やの写真が載っていた。まだ目が覚めきらないで夢の中にいるような、そんな表情をしていた。やっと言葉らしいものを喋りはじめたところらしい。
その小さな手で、夢の中から拾いだしてくる言葉のひとつひとつは、いつかまた、美しい輝きを放つようになるのだろう。
Posted by weisibu at 11:47│Comments(0)
│huritio